三井不動産、新産業創造拠点「MFIP海老名」に新日本空調が研究開発拠点を開設

■2027年度初頭に完成予定、設備業界初の大規模テナント型研究施設

 三井不動産<8801>(東証プライム)は、新産業創造拠点「三井不動産インダストリアルパーク海老名(MFIP海老名)」の開発を進めている。同施設は、物流用途に加え、約半分をオフィスや研究施設等のマルチユーススペースで構成し、2026年6月に竣工予定である。新日本空調<1952>(東証プライム)が、同施設内に新技術開発拠点『SNK EBINA Innovation X HIVE』を2027年度初頭に開設する計画。

■先端技術が集結、イノベーション創出の場へ

 「MFIP海老名」は、通勤や物流の利便性に優れた立地にあり、持続可能な森林経営にも貢献する予定。新日本空調は、この拠点で環境・エネルギー関連の技術開発や微粒子可視化技術の向上を目指し、異業種とのコラボレーションによるイノベーションを加速させる。さらに、社員のウェルビーイングを重視した最新のオフィス空間と実験施設を備える。

 この新たな拠点を通じ、新日本空調は、社会背景や顧客のニーズに応じた先進的な技術開発を推進し、未来志向の研究を展開する予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る