横浜ゴムが昨年来の高値、今期の業績見通しなど好感し割安感も注目

株式市場 銘柄

■信用売り残が多く買い戻しの潜在的な埋蔵量は大

 横浜ゴム<5101>(東1)は21日、続伸の始まりとなり、取引開始後に2274円(78円高)をつけて2016年12月16日以来約2ヵ月ぶりに昨年来の高値を更新した。

 20日の取引終了後に2016年12月期の決算を発表し、連結営業利益は前期比22%の減少となったが、今期・17年12月期の見通しを営業利益は12%の増加、純利益は60%の増加などとし、期待が集まっている。今期の予想1株利益は187円10銭とし、今朝の株価水準はPER12倍台になるため、たとえば住友ゴム工業<5110>(東1)の同14倍台などとの比較では割安感がある。信用売り残が多いため、買い戻しの潜在的な埋蔵量は無視できないとして注目する様子がある。

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