日本エンタープライズの子会社、交通情報サービスはGPSとVICSを活用した車両動態管理クラウド『iGPS on NET』を共同開発

■2月20日よりサービスの提供を開始

 日本エンタープライズ<4829>(東1)の子会社、交通情報サービスは、スマートウェーブ・テレコミュニケーションズと、GPSとVICSを活用した車両動態管理クラウド『iGPS on NET』を共同開発した。両社は、住友電工システムソリューションとの協業により、2月20日よりサービスの提供を開始した。

 『iGPS on NET』は、「GPSで取得した車両位置情報」と「VICSによる道路交通情報」を同一地図画面上に表示して、安全かつ効率的な車両運行管理を実現する、運送・運輸・物流事業者向けの車両動態管理クラウドサービス。

 管理者は、IP無線機(NTTドコモ・LTE/3G対応)を搭載した車両の「現在位置」、「走行状況(方向・速度)」、「規制・渋滞情報」を地図上でリアルタイムに照合し、渋滞情報を見込んだ「所要時間表示」および「ルート検索」機能などを使って、的確かつスピーディーに配車・車両誘導を行える。

 また、「走行履歴に基づく運転安全管理」、「管理者とドライバー間の情報共有」、「目的地までの所要時間計算を活用した顧客サービス向上」にも役立つ。

 サービス基盤には、住友電工システムソリューションのクラウド「Traffic Vision/MM」を採用しており、月額600円(税抜)/1台から、申込み後最短5営業日で利用開始。

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