【銘柄フラッシュ】ジェイ・エスコムHDなど急伸し任天堂は関連株も含めて活況高

銘柄

 3日は、任天堂<7974>(東1)が新ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の3日一斉発売を受けて東証全銘柄の売買代金1位となり、後場一段ジリ高基調で3.7%高。ACCESS(アクセス)<4813>(東マ)はブラウザコンポーネントが「ニンテンドースイッチ」に採用との発表が材料視されてストップ高の14.4%高。

 オルトプラス<3672>(東1)は豪州系のマッコリーバンク向けに払込金額20億円強の新株予約県を発行する予定で調達資金を活用した協業・他社タイトル買い取りなどに期待とされ9.1%高と戻り高値を更新し東証1部の値上がり率1位。フリービット<3843>(東1)は1月締めの第3四半期業績に注目とされて7.9%高となり、上場投信を除く東証1部の値上がり率2位。アビスト<6087>(東1)は3D-CAD設計システムの拡大などに期待が強いようで上場来高値の7.0%高となり同じく東証1部の値上がり率3位。

 保土谷化学工業<4112>(東1)は1月末の四半期決算発表直後から相場が変わったように上げ始め、このところはオフィス通販大手の倉庫火災を受けて「危険物倉庫」が脚光とされて6.8%高となり約6年ぶりの高値。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)はVR(仮想現実)コンテンツなどを九州のテーマパーク「ハウステンボス」に提供との発表が好感されて一時ストップ高の15.1%高となり大引けも5.4%高。アルコニックス<3036>(東1)は銅の国際市況高などが追い風とされて4.6%高となり昨年来の高値。ティーライフ<3172>(東1)は業績拡大期待が強いようで5.2%高となり上場来の高値。

 川岸工業<5921>(東2)は先に業績見通しを増額修正しており好業績株を再評価する動きとされて大幅続伸の7.7%高となり上場来の高値。上村工業<4966>(東2)はメッキ事業拡大への期待や3月期末の配当高利回りなどが材料視されて5.5%高と昨年来の高値。

 ビリングシステム<3623>(東マ)はイスラエル社の最新のカードリーダーソリューションを搭載した自動販売機の共同展開などが好感されて朝方から終日ストップ高の19.6%高。エムビーエス<1401>(東マ)は1株を10株とする高倍率の株式分割が好感されてストップ高の17.0%高。

 ジェイ・エスコムホールディングス<3779>(JQS)は全額出資子会社による新事業などが好感されてストップ高の33.3%高。デュアルタップ<3469>(JQS)は投資用マンション好調などが言われて14.4%高となり急伸。京写<6837>(JQS)は引き続き業績拡大期待などが強く5.3%高となり昨年来の高値を更新した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る