【株式市場】円高基調のため日経平均は反落だがソニーはストップ高など個別に高い

◆日経平均の終値は1万7504円62銭(174円12銭安)、TOPIXは1410.11ポイント(6.89ポイント安)、出来高概算(東証1部)は26億4540万株

チャート5 5日後場の東京株式市場は、今夜判明する米国の貿易収支やギリシャの債務問題などを要因に円高基調が継続したため、欧州景気の影響が相対的に大きいとされるマツダ<7261>(東1)が軟調なまま推移し、前場は堅調気味だったカシオ計算機<6952>(東1)も軟化するなど、手控えムードがあった。日経平均は前場の一時194円07銭安(1万7484円67銭)から次第に回復したが一進一退となった。前場は小高かった日経JASDAQ平均も軟化した。

中で、第3四半期決算が好調で業績予想を増額したソニー<6758>(東1)は11時前に一時ストップ高の急伸となり後場も大幅高を続け、やはり四半期業績が好調だった花王<4452>(東1)GMOリサーチ<3695>(東マ)なども高い。13時に発表した三菱地所<8802>(東1)は一段上値を追った。

東証1部の出来高概算は26億4540万株(前引けは12億7996万株)、売買代金は2兆8515億円(同1兆3631億円)。1部上場1862銘柄のうち、値上がり銘柄数は570(同490)銘柄、値下がり銘柄数は1174(同1236)銘柄。

また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は7業種(前引けは3業種)となっており、値上がり率上位の業種は、不動産、その他金融、金属製品、銀行、パルプ・紙、などだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る