【業績でみる株価】鎌倉新書は17年1月期が計画超の大幅増益で18年1月期も大幅増益予想

 鎌倉新書<6184>(東マ)は、葬儀・仏壇・お墓を中心としたライフエンディングに関するポータルサイトを運営している。3月9日発表した17年1月期非連結業績は計画超の大幅増益だった。そして18年1月期も大幅増益予想である。株価は戻り一服の形だが、好業績を評価して16年4月の上場来高値を目指す展開が期待される。

 17年1月期の非連結業績は売上高が16年1月期比16.1%増の13億32百万円、営業利益が同45.1%増の3億27百万円、経常利益が同53.5%増の3億24百万円、純利益が同64.0%増の2億06百万円だった。葬儀・仏壇・お墓ともWEBサービスが伸長し、計画を上回る大幅増収増益だった。

 18年1月期の非連結業績予想は、売上高が17年1月期比27.6%増の17億円、営業利益が同28.3%増の4億20百万円、経常利益が同23.4%増の4億円、純利益が同23.6%増の2億55百万円としている。

 株価は16年11月の戻り高値1159円から反落して1000円近辺でモミ合う形だ。ただし3月9日は1033円まで上伸してモミ合い上放れの動きを強めている。週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して16年4月の上場来高値を目指す展開が期待される。

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