太陽ホールディングスは期末配当の上方修正を発表

■定時株主総会後の株主との懇親会を中止し、開催費用を配当原資へ

 太陽ホールディングス<4626>(東1)は期末配当の上方修正を発表した。

 今期17年3月期期末配当を当初予想の65円から65円10銭に上方修正した。前期末配当は55円だったので10円10銭の増配となる。

 同社は、株主資本配当率を目標指標とし、「連結決算を基準に株主資本配当率を中長期的に5%以上とすること」を目処としている。

そのため、2017年1月25日開示のDIC株式会社との資本業務提携による株主資本の増加をうけ、期末配当を10円上方修正し、65円とすることを同日発表した。

 また、3月24日には、従来開催していた定時株主総会後の株主との懇親会を、株主平等の原則に反するおそれがあることから、中止することとし、懇親会の開催にかかる費用を株主への配当原資として10銭上方修正し、65円10銭とすることになった。

 その結果、年間配当は、120円10銭となる。前期は110円であるので10円10銭の増配。(TA)

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