ラ・アトレの子会社のカンボジア現地法人がプノンペン市でコンドミニアム開発事業に参入

写真=オープンエア空間にミッドスカイプールを設置するほか、フィットネスジムなど最新設備を完備

■日系上場デベロッパーによる同国での分譲マンション開発は同社が初めて

ra10.jpg ラ・アトレ<8885>(JQG)の子会社のカンボジア現地法人L‘attrait Property Development Inc.が、プノンペン市でコンドミニアム(分譲マンション)開発事業に参入する。

 日系上場デベロッパーが、同国に分譲マンションを開発するのは今回が初めてのこととなる。本物件はプノンペン市内の一等地に位置し、日本国内をはじめ香港、台湾など中華圏の投資家向けの物件となる。竣工は、2020年を予定している。

 建設予定地は、東京で例えると、広尾、青山、麻布のようなエリアで、インターナショナルスクールや外資系医療施設も多く、治安も良く外国人駐在員の住宅需要が高いエリアといえる。2014年に完成したイオンモールをはじめ、ローカル向けのマーケットなど生活に必要な施設が充実している。

 企画やデザイン、設計 施工プロデュースだけでなく、資材や設備、備品においても日本同等の住宅品質を保ち、快適で安心安全な日本品質の住まいを目指す。また、コンシェルジュサービスをはじめとする24時間の管理体制を導入し、生活者の快適な暮らしと資産価値の維持存続を両立させる予定。

 同社は本物件を皮切りに、ASEAN域内諸国で、分譲マンションの企画から販売、管理を一元的に手掛ける方針。

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