四国化成工業の今通期連結業績予想は売上高、利益共に当初予想を上回る見通し

■下半期からの円安基調の影響により、化学品事業で輸出取引の収益性が改善

 四国化成工業<4099>(東1)は、下半期からの円安基調の影響で、化学品事業で輸出取引の収益性が改善したことに加え、建材事業でもコスト低減により収益性が改善し、売上高、利益共に当初予想を上回る見通し。

 17年3月期連結業績予想の売上高は、当初予想を4億60百万円上回る494億60百万円(前回予想比0.9%増)、営業利益は14億50百万円上回る78億50百万円(同22.7%増)、経常利益は16億90百万円上回る82億90百万円(同25.6%増)、純利益は13億30百万円上回る58億30百万円(同29.6%増)と上方修正が見込まれる。

 一株当たり純利益は、83円8銭から99円78銭となる見込み。

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