プリマハムは17年3月期業績予想の利益面と期末配当の上方修正を発表

■加工食品事業における生産性向上によるコスト削減、重点商品の拡販、ベンダー事業の収益改善等が要因

 プリマハム<2281>(東1)は26日、17年3月期業績予想の利益面と期末配当の上方修正を発表した。

 17年3月期通期連結業績予想は、売上高は前回予想を20億円下回る3630億円(増減率0.5%減)、営業利益は8億円上回る155億円(同5.4%増)、経常利益は10億円上回る160億円(同6.7%増)、純利益は10億円上回る100億円(同11.1%増)と利益面での上方修正となった。

 修正理由としては、利益面で加工食品事業における生産性向上によるコスト削減、重点商品の拡販、ベンダー事業の収益改善が極めて順調に推移していることに加え、原材料価格の安定も寄与していることを挙げている。

 16年3月期比では、売上高0.5%増、営業利益94.7%増、経常利益82.3%増、純利益55.5%増と微増収大幅増益となる。

 配当に関しては、当初予想の期末配当2円を4円に上方修正した。その結果、第2四半期の2円と加え年間6円となる。前期が4円だったので、2円の増配。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  2. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  3. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  4. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  5. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  6. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る