AWSホールディングスは3月期第2四半期累計業績の利益を上方修正

■グローバル事業・メディカル事業ともに堅調

 AWSホールディングス<3937>(東マ)は12日、2017年3月期第1四半期連結業績及び第2四半期累計連結業績予想の修正を発表した。

 第1四半期連結業績は売上高が7億24百万円、営業利益が56百万円、経常利益が83百万円、四半期純利益が49百万円となった。

 同社のグローバル事業では、オフショア開発でのフィリピンの需要の高まりを背景に、20年以上の実績を持つ同社グループとの協業ニーズが増加し、案件の獲得は引き続き堅調に推移している。

 メディカル事業では、レセプト点検ソフト「MightyChecker〓」シリーズ、オーダリングチェックソフト「MightyQUBE〓」の売上は引き続き堅調に推移し、ストック型ビジネスとして安定した収益源を確保している。

 また、併せて第2四半期累計連結業績の修正を発表。売上高は主にメディカル事業での院内物流システムの受注が計画を下回ることから、当初予想を53百万円下回る15億13百万円(当初予想比3.4%減)とした。利益面は第1四半期でのグローバル事業の開発案件の受注とメディカル事業の既存パッケージソフトウエア販売の堅調な推移、更に為替相場の円高基調での推移に伴う海外子会社の人件費等のコストの圧縮が寄与し、営業利益は同24百万円上回る1億1百万円(同31.8%増)、経常利益は同64百万円上回る1億29百万円(99.7%増)、四半期純利益は同46百万円上回る77百万円(145.4%増)となる見込みである。

 なお、今期通期業績見通しは、前回公表を据置き、売上高34億34百万円(前期比17.3%増)、営業利益2億71百万円(同40.0%増)、経常利益2億70百万円(同16.2%増)、純利益1億67百万円(前期は4百万円の赤字)と増収増益を予想している。

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