バリューコマースの今17年12月期第1四半期は減収ながら大幅増益

■第2四半期連結業績予想の上方修正も発表

 バリューコマース<2491>(東1)の今17年12月期第1四半期は、減収ながら大幅増益となった。

 第1四半期連結業績は、売上高40億24百万円(前年同期比11.0%減)、営業利益4億83百万円(同88.9%増)、経常利益4億91百万円(同64.2%増)、純利益3億30百万円(同109.9%増)となった。

 26日の第1四半期決算発表と同時に、第2四半期連結業績予想の上方修正も発表した。

 第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を1億円上回る75億円(増減率1.4%増)、営業利益は2億40百万円上回る7億円(同52.2%増)、経常利益は2億50百万円上回る7億10百万円(同54.3%増)、純利益は1億90百万円上回る4億80百万円(同65.5%増)と利益面での大幅な上方修正となった。

 第2四半期の上方修正の要因として、売上高は、ほぼ当初想定どおりに推移する見通しだが、 営業利益は、広告事業のアフィリエイトマーケティングサービスにおいて、金融分野で利益率の低い大型案件の広告出稿が減少している一方、金融以外の分野が伸長していること、CRM事業のYahoo! ショッピングに出店するストア向けサービスが好調に推移していることを挙げている。

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