京写が高値に迫る、連続2ケタ増益の見込みで国際展示会にも出展中

株式市場 銘柄

■第47回国際電子回路産業展(6月7~9日)に最先端の技術など出展

 京写<6837>(JQS)は8日、出直りを強めて始まり、10時30分にかけては410円(9円高)と5月末につけた昨年来の高値437円に迫っている。独自の印刷技術を活かした「屈曲アルミベース基板」「プリンタブル基板」や基板設計・実装などの大手で、業績は連結営業利益などが連続2ケタ増益の見込み。ちょうど、6月7日(水)から6月9日(金)の日程で開催中の電子機器トータルソリューション展2017(JPCA Show2017:第47回国際電子回路産業展)に最先端の技術を出展しており、専門家の間で評価が再燃したようだ。

 今期・2018年3月期の連結業績見通しは、グローバル体制の構築が進んできたことなどによる非日系顧客向けの拡大などにより、売上高を前期比8.3%増の210億円とし、生産体制の効率化や新製品の開発などにより、営業利益は同21.3%増の8.5億円、1株利益は38円38銭とする。株価水準はPER10倍台のため、市場平均などとの比較で割安感が強い水準になる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る