松田産業は引け後に通期業績予想と配当の上方修正を発表、株価は一段高が予想される

株式市場 銘柄

貴金属リサイクル事業と食品事業を展開する松田産業<7456>(東1)の株価は、高値圏で推移しているが、引け後に通期業績予想と配当の上方修正を発表したことから、一段高が予想される。

今期15年3月期連結業績予想の売上高は前回予想を100億円上回る1800億円(前期比8.8%増)、営業利益は8億円上回る55億円(同22.1%増)、経常利益は9億円上回る59億円(同20.6%増)、純利益は8億30百万円上回る41億円(同28.4%増)と上方修正により増収2ケタ増益を見込む。

上方修正の要因は、貴金属相場の上昇と貴金属関連事業の利益率の向上により、売上高、利益共に計画を上回る見込みとなった。

好業績であることから、期末配当予想を当初の12円から13円へと上方修正した。第2四半期の12円と合わせると年間配当25円となる。

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