【引け後のリリース】メディア工房が3月末の株式分割を発表し上昇第2幕も

引け後のリリース

■ゲーム新事業に期待し急騰したあと半値押し水準で売買交錯中

メディア工房<3815>(東マ)は18日の大引け後、3月末の株主に対して1株につき2株を交付する株式分割を行うと発表した。最近の株価水準(18日の終値は2135円)を踏まえ、投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高め、投資家の皆様にとって投資しやすい環境を整えるとともに、投資家層の拡大を図る。明日のストップ高は500円高の2635円になる。

同時に1月の連結月次売上高も発表し、今8月期1月度のグループ連結売上高は 2億2300万円(前年同月比11.7%減)となり、2カ月連続減少。昨年度にモバイルコンテンツの売上高が好調だったことなどの反動が続いた。ただ、前月比では13.4%増加し、各コンテンツが堅調に推移したとした。

株価は1月下旬から2月上旬にかけて3.5倍に急騰し、1月27日にゲーム事業の新ブランド「OBOK AIDEM」(オボックアイデム)の立ち上げとその第一弾の新ゲームを発表したことが好感されて3550円まで上げた。直近は、この上げ幅のほぼ半値押しの水準で売買交錯となっている。半値押しや3分の1押しなどの下げは健全な調整の下値メドとされるため、下げ止まり感がある。分割発表を機に上昇相場の第2幕(2段上げ相場)が始まる可能性が出てきたといえる。

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