ニプロは田辺製薬販売の全株式の譲受を完了したことに伴い、今期通期業績予想と配当の上方修正を発表

■田辺製薬販売はニプロESファーマに社名変更

 ディスポーザブル医療器具の大手であるニプロ<8086>(東1)は2日、田辺製薬から田辺製薬販売の全株式譲受を完了したことに伴い、今期通期業績予想と配当の上方修正を発表した。
 また、田辺製薬販売は、ニプロESファーマに社名を変更した。

 今期18年3月期通期連結業績予想は、売上高は当初予想を80億円上回る4005億円(前期比11.34%増)、営業利益は10億円上回る325億円(同12.96%増)、経常利益も10億円上回る301億円(同29.93%増)、純利益も10億円上回る190億円(同67.46%増)となる見込み。

 配当については、第2四半期末配当は前回通りの17円50銭、期末配当は当初の20円から21円へ上方修正した。その結果、年間配当は38円50銭となり、前期の29円と比較すると9円50銭の増配となる。

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