アサヒグループHDが出直り強める、ビール類・リキュールなどの「価格改定」を好感

株式市場 銘柄

■サッポロHD、キリンHDも高く連想買いが入っている様子

 アサヒグループホールディングス<2502>(東1)は4日の後場、4719円(149円高)で始まり、前場に続き出直りを強めて9月7日以来、約1ヵ月ぶりに4700円台を回復している。4日付で、ビール類など一部商品の価格改定を発表。投資家・株主の利益になると好感されている。サッポロホールディングス<2501>(東1)キリンホールディングス<2503>(東1)も高い。

 発表によると、「2017年6月に施行された改正酒税法・酒類業組合法の「酒類の公正な取引の基準」(以下、「新基準」)と、厳しさを増す物流環境に対応するため、2018年3月1日より、酒類リターナブル容器(該当容器:瓶・樽詰、該当種類:ビール類・リキュール・焼酎)の一部商品の生産者価格を改定」する。

 業績そのものは好調で、今期・2017年12月期の連結純利益は続けて最高を更新する見込み。9月に上場来の高値4810円をつけたばかりで、再び高値更新に進む展開をイメージする投資家が少なくないようだ。(HC)

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