【話題株】リミックスポイント急伸、昨年来高値1440円が射程圏、エネルギー管理ステム受注で業績飛躍

話題株

リミックスポイント<3825>(東マ・売買単位100株)は、23日、同社の、『エネルギー管理システム』の開発受託契約を日本ロジステック協同組合の関係会社であるJLエナジーとの間で締結したと発表しました。

23日の株価は70円高の1098円と値を上げ昨年10月14日つけた高値1440円を射程圏に捉えています。

昨年12月から、主に商工業用施設向けの配電設備・空調設備・冷凍蔵設備・換気設備等の電力使用量のモニタリングや制御をネットワークで行うことができる、『エネルギー管理システム』の開発及び販売を始めています。

一般的に電力消費は一定時間に集中して高くなる傾向があります。この消費量のピークを適切に管理・把握し制御することで余剰な電力消費の削減及び電気基本料金を削減することが可能となります。

日本ロジテック協同組合は組合員のために業務用及び産業用電力の共同購買を行っており年間24億キロワットの給電実績を誇っています。JLエナジーは日本ロジテック協同組合を母体として協同組合の理事等が出資して2013年6月に設立され電力小売事業を行っています。

守秘義務から契約金額等は公表されていませんが、今後、同様の案件受注が予想され業績飛躍が期待されます。

また、昨年11月から中古車の売買も新たに始め、現在まで電力売買事業と共に想定を上回る状況で推移しているということです。このため、2015年3月期の売上を27億3900万円から39億1700万円へ大きく上方修正しています。

電力及び中古車の仕入資金が予想以上に増加しているため今回の新株発行及び新株予約権発行による調達資金の使途を変更し電力売買の仕入資金に約2億6000万円、中古車売買の仕入資金に約1億1444万円をそれぞれ充当し業容の拡大に結びつけます。

長期業績の低迷から今期売上は39億1700万円へ前期の1億3100万円から大きく増えます。営業利益も2億1400万円(前期=赤字1億3700万円)と黒字転換します。業績は様変わりです。

中期なら、高値1440円更新から1700~1800円も見込めそうです。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る