アルプス電気は「ハプティック」に関する報道など材料に出直り強める

株式市場 銘柄

 アルプス電気<6770>(東1)は17日、出直りを強めて始まり、取引開始後に4%高の3160円(115円高)まで上げ、8月17日以来、2ヵ月ぶりに3100円台を回復した。為替の円安基調に加え、「映像のなかで触った物質の触感を再現する技術を開発」(10月17日付の日経産業新聞)などと伝えられている。

 報道によると、同社では「柔らかい物質や金属などを触ったときの感触を、コントローラーを通じて再現できるよう技術開発を進めている」(同)という。同社は、オンラインゲーム開発業界などで近年言われる「ハプティクス」(触覚を通じて情報を伝達する技術・学問分野:Weblio辞書より)に由来する「ハプティック」を日本、中華人民共和国、欧州で登録商標としており、注目されている。

 今期・2018年3月期の業績は、連結純利益などが2期ぶりに最高益を更新する見込み。テクニカル的には75日移動平均を上回ってきたため上値を追いやすくなるようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る