【株式市場】日経平均は一時138円高まで上げるが北朝鮮情勢などへの警戒感あり一進一退

株式

◆日経平均の前引けは2万1260円89銭(5円33銭高)、TOPIXは1719.39ポイント(0.21ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億1811万株

チャート1 17日(火)前場の東京株式市場は、米国株式市場でNYダウやNASDAQ指数などがそろって過去最高値に進んだことなどが好感され、自動車株や電気・精密機器、機械株などのほか新日鐵住金<5401>(東1)などの景気敏感株も上げ、日経平均は取引開始後に138円40銭高(2万1393円96銭)まで上げて1996年以来の高値を連日更新した。ただ、今日も高く終われば11日続伸になり、米韓合同演習に対する北朝鮮の反応が気になるとの見方もあり、11時にかけては一時24円89銭安(2万1230円67銭)まで軟化する場面があった。前引けは5円33銭高(2万1260円89銭)。東証2部指数は高いが、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 ショーケースティービー<3909>(東1)がリアルワールドゲームスへの出資などを手がかりに大幅続伸し、テクマトリックス<3762>(東1)はマカフィーの新製品などが注目されて続伸。ホープ<6195>(東マ)は観光誘致関連サービスなどで政策関連とされて出直り、昭和システムエンジニアリング<4752>(JQS)は引き続き業績予想の大幅増額などが材料視されて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は8億1811万株、売買代金は1兆2191億円。1部上場2031銘柄のうち、値上がり銘柄数は753銘柄、値下がり銘柄数は1161銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る