【株式市場】日経平均は259円高、出来高少な目だが米S&P500の最高値更新など好感

株式

◆日経平均は2万8696円68銭(258円91銭高)、TOPIXは1982.83ポイント(7.35ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億3455万株

 12月13日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株式の大幅反発、S&P500種の最高値更新などが好感され、東京エレク<8035>(東1)などの半導体関連株や川崎汽船<9107>(東1)などの海運株が上げ、資産運用益拡大期待などで第一生命HD<8750>(東1)なども高い。日経平均は267円高で始まり、午前10時過ぎに355円55銭高(2万8793円32銭)まで上げ、自動車株などは重く値下がり銘柄数が多いものの前引けも上げ幅200円台を保った。

 三井ハイテク<6966>(東1)が業績・配当予想の増額修正など好感されて急伸しストップ高。神鋼商事<8075>(東1)は事業譲受による業績拡大期待などで活況高。インスペック<6656>(東2)は車載市場に攻勢との化学工業専門紙報道などを受け下値圏から出直り拡大。フロンティアインター<7050>(東マ)も業績予想の増額修正など好感されてストップ高。フルヤ金属<7826>(JQS)、第一商品<8746>(JQS)は金価格に先高感とされて急出直り。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億3455万株、売買代金は1兆556億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は876銘柄、値下がり銘柄数は1184銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種が値上がりし、保険、海運、その他金融、パルプ紙、ゴム製品、機械、電機機器、食料品、証券商品先物、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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