ソレイジア・ファーマはPled社とSP‐04の、日本、中国等での開発事業化の独占的権利を導入する契約を締結

■Pled社に対し、契約一時金、開発進捗及びマイルストン(上限93億円)、ロイヤリティを支払う

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は20日、Pled社(本社:スウェーデン王国ストックホルム市)と、Pled社が開発するがん化学療法に伴う末梢神経障害を適応とする開発品(同社開発品コード:SP‐04、Pled社商標:「PledOx(R)」)の、日本、中国、韓国、台湾、香港、マカオでの開発事業化の独占的権利を導入する契約を締結した。

 現在、Pled社は、PledOx(R)の日本人を被験者とする第Ⅰ相臨床試験を実施しており、同社はそれ以降の臨床開発を、Pled社の行ってきた他の研究開発結果とともに引き継ぐこととなる。なお、Pled社は、FDA(米国食品医薬品局)、EMA(欧州医薬品庁)との協議を経た第Ⅲ相国際共同臨床試験を、本年中に開始する予定である。

本契約締結により、同社はPled社に対し、契約一時金、開発進捗及び一定の売上高達成に応じたマイルストン(上限93億円)、また売上高に応じたロイヤリティを支払う。なお、本契約締結による同社の今期業績予想への影響は軽微であり、当初予想を据え置くとしている。

 SP‐04への当面の投資は、上場時公募増資等により調達した資金に加え、銀行当座貸越枠活用をもって対処する方針。

 ちなみに、貸越極度額はみずほ銀行16億円、三井住友銀行10億円、契約期間末日は共に2018年10月31日となっている。

 なお、当座貸越契約締結による今期業績予想への影響は軽微としている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  2. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  3. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  4. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  5. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  6. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る