学情は14%高となり2006年以来の高値、今10月期の見通しなど好感

株式市場 銘柄

■人員採用数を充足しきれない企業からの追加募集ニーズなど好調

 学情<2301>(東1)は11日、大きく上値を追い、10時にかけて14%高の1736円(213円高)まで急伸。2006年以来の1700円台に進んで東証1部の値上がり率2位に躍進している。前週末取引日の8日15時に2017年10月期の決算を発表し、今期・18年10月期の見通しを営業利益21%増加の見込みなどとし、注目が再燃した。

 17年10月期は、就職情報事業で6月以降、採用数を充足しきれない企業からの追加の募集ニーズが増加し、20代の若手人材専門就職サイト「Re就活」は大規模なサイトリニューアルなどにより順調に企業の引き合いが増加。売上高が前期比10.1%増加し、純利益は同17.1%増加した。今期・18年10月期の見通しも売上高を10.3%増加、純利益は同1.6%増加、予想1株利益は83円35銭を見込む。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る