【銘柄フラッシュ】NTTドコモが高値に進み資本救済観測のシャープは朝安の後急回復

銘柄

 3日は、日経平均などに過熱感が言われたためか、材料株の個別物色が活発となり、小野薬品工業<4528>(東1)はクレディスイス証券による投資判断と目標株価を6000円引き上げて1万8000円にしたとされて11.4%高の高値更新となり、サイゼリヤ<7581>(東1)はゴールドマン・サックス証券が目標株価を200円引き上げて2500円に見直したとされて6.5%高の高値更新となりました。朝、資本支援を要請するとの報道が出たシャープ<6753>(東1)は朝方に10%近く下げましたが、大引けは3.5%安となり東証全銘柄の出来高2位となって大きく戻しました。

 NTTドコモ<9437>(東1)が5G(第五世代)移動通信方式などでバルセロナで開催中の世界最大級のモバイル機器展示会で脚光とされて2.8%高と高値を更新し、サントリー食品インターナショナル<2587>(東1)はネスレが缶コーヒー事業を縮小と伝えられて勝ち組との見方が強まり0.7%高程度だが4日けて高値を更新、J.フロント リテイリング<3086>(東1)は2月の月次好調などが言われて2.4%高となり高値を更新し、決算が好調だったピジョン<7956>(東1)は高値を更新したまま後場も高く12.8%高となり、東証1部の値上がり率1位になりました。

 佐渡汽船<9176>(JQS)は後場の前半に北陸新幹線の開業に対応する運行体制に向けた高速船の購入と既存船の売却が好感されて一時ストップ高となり大引けは4.8%高、ジェイテック<2479>(JQS)は飲食店向けの多言語注文システムを材料に27.6%ストップ高、フィックスターズ<3687>(東マ)は先の第1四半期決算の進ちょく度が高かったことなどが言われて出直りを強め6.8%高となりました。一方、昨日までの3日連続ストップ高の大塚家具<8186>(JQS)は朝方に大幅続伸となりましたが、後場はスルスル値を消して9.9%安となり5日ぶりに反落しました。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る