象印マホービンは創業100周年の記念配当など好感されて急伸

株式市場 銘柄

■5月中間配、11月期末配とも各々4円を行うと発表

 象印<7965>(東2)は26日、急伸して始まり、取引開始後に16%高の1227円(172円高)まで上げて約5ヵ月ぶりに1200円台を回復した。25日の取引終了後に前期・2017年11月期の連結決算と創業100周年の記念配当を発表し、材料視されている。

 100周年の記念配当は、2018年5月に創業100周年を迎えることを記念し、今期・18年11月期の中間配当(18年5月末)時に4円、11月期末配当時に4円の計8円を実施するとした。これにより、決算発表で公表した普通配当(中間期11円、期末11円)と合わせ、年間配当は30円の見込みになる。前期は年22円の見込み。

 前11月期は連結営業利益が前の期に比べて35.4%減少し78.2億円となったが、今期は9.9%増の86億円を見込む。純利益も今期は10.5%の増益に転じて59億円を見込む。予想1株利益は87円32銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る