エスプールは第2四半期の上方修正を発表

■コールセンター業務の好調に加え、障がい者雇用支援サービスの新規受注が計画を大きく上回る

 エスプール<2471>(JQS)は11日、今期18年11月期第2四半期の上方修正を発表した。

 売上高は、人材ソリューション事業で、グループ型派遣を強化したことにより、コールセンター業務を中心に好調に推移した。また、障がい者雇用支援サービスの新規受注が計画を大きく上回っており、 納品を前倒しで進めたことで、当初予想を上回る見込みになった。

  損益面は、人材ソリューション事業、障がい者雇用支援サービスで期初計画を上回る見通し。純利益については、法人税等の負担比率が想定よりも低かった。

 以上の要因により、売上高は前回予想を3億60百万円上回る67億91百万円(前年同期比27.4%増)、営業利益は49百万円上回る3億52百万円(同34.4%増)、経常利益は59百万円上回る3億56百万円(同34.3%増)、純利益は55百万円上回る2億18百万円(同26.0%増)を見込む。

 なお通期については、新規事業を中心に計画に若干の遅れが生じていることから、前回予想を据え置くとしている。

 ちなみに、進捗率を調べると、売上高50.0%(前年同期45.6%)、営業利益43.2%(同38.9%)、経常利益44.4%(同38.6%)、純利益46.6%(同40.9%)となっていることから再度の上方修正も期待できる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る