【株式市場】1ドル105円台の円高だが日経平均は401円高のあとも値を保ち2日続伸

株式

◆日経平均の終値は2万1720円25銭(255円27銭高)、TOPIXは1737.37ポイント(18.10ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億2888万株

チャート13 16日後場の東京株式市場は、取引開始後にパナソニック<6752>(東1)などが一段高となり、日経平均も一段高となって401円39銭高(2万1866円37銭)まで上げた。が、13時頃から円相場が1ドル105円台に入る円高進行となり、日経平均はやや値を消して一進一退を続けた。15日の310円高に続いて大幅続伸。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、京セラ<6971>(東1)が三菱UFJモルガン・スタンレー証券による目標株価引き上げ(8500円へ)などが言われて一段高となる場面があり、ソースネクスト<4344>(東1)は決算発表を受けた前日の一時ストップ安を見直す動きがあるようで一転ストップ高。メタップス<6172>(東マ)は仮想通貨関連株でビットコイン相場が1万ドルを回復と伝えられて一段高。幸和製作所<7807>(JQS)は介護コミュニケーションロボット開発に向けた提携が材料視されて一段高。

 東証1部の出来高概算は14億2888万株(前引けは6億4334万株)、売買代金は2兆7149億円(同1兆2008億円)。1部上場2065銘柄のうち、値上がり銘柄数は1708(同1862)銘柄、値下がり銘柄数は298(同177)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がり(前引けは海運を除く32業種が値上がり)し、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、水産・農林、パルプ・紙、石油・石炭、ゴム製品、ガラス・土石、食料品、化学、などとなった。(HC)

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