久世は東京中央食品株式会社との資本・業務提携を決議

■両社がそれぞれのネットワークおよび経営資源を相互活用

 久世<2708>(JQS)は26日開催の取締役会で、東京中央食品株式会社との資本・業務提携を決議した。

 東京中央食品は、病院や老人福祉施設向けの食材販売を中心とする給食事業者向けの食材卸会社であり、栄養価・カロリーを考慮したメニュー提案および提供食材の製造機能を有している他、グループ子会社で老人福祉施設および病院給食の受託業務を行っている。

 両社がそれぞれのネットワークおよび経営資源を相互活用することで、他社との差別化ならびにサービスエリアの拡大が可能になると判断し、資本・業務提携をすることに至った。

 業務提携の内容は、1)両社の配送地域における物流業務の効率化および配送地域の拡大 、2)顧客の相互紹介による業容拡大 、3)食品加工・製造業務における両社相互の製品供給により、工場操業度の向上となっている。

 資本提携については、久世が、平成30年3月1日を払込期日として、東京中央食品の普通株式8,521株(本株式取得後の発行済株式総数に対する割合 約10.0%)を取得する予定である。

 なお、今回の資本・業務提携が久世の業績に与える影響は軽微としている。

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