テックポイント・インクがストップ高、「来期営業益4倍強に」と伝わり注目再燃

株式市場 銘柄

■米国に本社を置き銃乱射事件を機に監視(防犯)カメラ需要を思惑視する様子も

 テックポイント・インク(Techpoint,Inc.)<6697>(東マ)は2日の後場、13時を過ぎても買い気配のままストップ高の2114円(400円高)に張り付き、23%高で東証マザーズ銘柄の値上がり率1位となった。2月2日以来の2000円台回復。米国に本社を置き、監視(防犯)カメラシステムと車載カメラシステム向け半導体の設計、および販売などを行い、「来期営業益4倍強に」(3月2日付の日本経済新聞朝刊)と伝えられ、期待が再燃したとの見方が出ている。

 また、米フロリダ州の高校で2月中旬に発生した銃乱射事件を受け、米国では銃規制とともに監視を強める世論が高まっているとされ、こうした社会情勢を材料視する様子もある。全体相場が再び大幅安となった中で強いため、材料株で値幅を狙う資金が一段と集まるとの見方も出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る