【株式市場】円高が再燃し日経平均は軟調だが底堅く値上がり銘柄の方が多い

株式

◆日経平均の終値は2万1377円07銭(40円69銭安)、TOPIXは1715.30ポイント(1.00ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億7851万株

チャート6 7日(水)前場の東京株式市場は、トランプ米大統領の経済政策の司令塔と見られてきたコーン国家経済会議委員長が辞任との報道などを受け、円相場が再び1ドル105円台の円高になり、トヨタ自動車<7203>(東1)などが反落して始まった。日経平均は9時40分頃に215円82銭安(2万1201円94銭)まで反落幅を広げた。ただ、円高が鈍化すると持ち直し、11時頃には66円32銭高(2万1484円08銭)まで浮上。前引けは軟化したが底堅く40円68銭安(2万1377円07銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

■ブイ・テクノロジーが業種別指数の「精密機器」を牽引

 ブイ・テクノロジー<7717>(東1)が大口受注の発表を受けて業種別指数の「精密機器」を牽引。セントラル総合開発<3238>(東2)は増益幅拡大などに期待が再燃とされて続伸。総医研ホールディングス<2385>(東マ)は中間決算の大幅増益を再評価とされて大きく出直り、スパンクリートコーポレーション<5277>(JQS)はJR東日本が東京五輪に向けて駅のホームドア設置を積極化と伝えられ活況高。

 東証1部の出来高概算は6億7851万株、売買代金は1兆2454億円。1部上場2070銘柄のうち、値上がり銘柄数は1118銘柄、値下がり銘柄数は859銘柄となった。(HC)

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