【株式市場】米国の利上げを受けてアク抜け感が強まり日経平均は一時196円高

株式

◆日経平均は2万1461円49銭(80円52銭高)、TOPIXは1714.93ポイント(1.36ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億8301万株

チャート13 22日(木)前場の東京株式市場は、祝日中に米国がFFレートの誘導目標を0.25%引き上げて利上げを実施し、当面の不透明感が晴れたとの見方があり、キヤノン<7751>(東1)などが高く始まった。日経平均の始値は28円安だったがすぐに切り返し、10時40分頃には196円60銭高(2万1577円57銭)まで上げた。前引けは80円52銭高(2万1461円49銭)。日経JASDAQ平均も高い。一方、TOPIX、東証2部指数、マザーズ指数は安い。

 国際石油開発帝石<1605>(東1)が鉱区補償金や原油高などを材料に出直りを強め、セーラー万年筆<7992>(東2)は業績回復期待の再燃などが言われて再び急伸。バーチャレクス・ホールディングス<6193>(東マ)は大手金融機関によるブロックチェーン技術開発積極化などが材料視されて急伸。ウチダエスコ<4699>(JQS)は教科書のデジタル化などが言われて活況高。

 22日、新規上場となったSOU<9270>(東マ・売買単位100株)は9時46分に公開価格3300円を22%上回る4100円で初値がつき、その後4195円まで上げて売買をこなし、前引けは3960円。サッカーJリーグ「ガンバ大阪」の元選手・嵜本晋輔(さきもとしんすけ)氏が2011年に設立。

 東証1部の出来高概算は6億5891万株。売買代金は1兆2301億円。1部上場2077銘柄のうち、値上がり銘柄数は938銘柄、値下がり銘柄数は1025銘柄となった。(HC)

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