【株式市場】円高や米朝会談の行方など影響し日経平均は2万3000を割る

株式

◆日経平均は2万2689円74銭(270円60銭安)、TOPIXは1797.31ポイント(12.26ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億8761万株

チャート14 23日後場の東京株式市場は、引き続き円高基調などを受けて自動車株や機械、精密機器などが軟調に始まり、日経平均も13時にかけては前引けの水準247円96銭安の2万2712円38銭)を下回って推移した。第一生命ホールディングス<8750>(東1)は日経平均の2万3000円割れによる資金運用への影響などが懸念されて安い。ただ、トランプ大統領が米朝会談の中止に言及したことについては、得意の揺さぶりだろうとの見方があり、日経平均はやや持ち直して一進一退を続けた。東証2部指数は高いが、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 後場は、セレス<3696>(東1)がアマゾン「プライムギフトコード」とのポイント交換を可能にしたことなどを材料に一段高。ブライトパス・バイオ<4594>(東マ)も一段高となり、米国で臨床中の新薬候補などが注目されて22日までの3日連続ストップ安から急反発。アイフリークモバイル<3845>(JQS)は定款を一部変更し仮想通貨関連事業などに進出する余地を作ったことなどが言われて急伸。

 東証1部の出来高概算は14億8761万株(前引けは7億6596万株)。売買代金は2兆5421億円(同1兆2287億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は800(同643)銘柄、値下がり銘柄数は1182(同1330)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした指数は前引けと同じくサービス、空運、の2業種にとどまった。(HC)

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