【株式市場】日経平均は一時161円高まで上げて2日続伸し北朝鮮の経済開発も材料視

株式

◆日経平均の終値は2万2804円04銭(109円54銭高)、TOPIXは1786.84ポイント(5.40ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億3204万株

チャート4 11日後場の東京株式市場は、12日のトランプ・金正恩会談による北朝鮮の経済開発に期待する様子があるとされ、これらの地域への航路に強いとされる兵機海運<9362>(東2)の出来高が急増。主力株も機械、自動車、タバコ、石鹸などの銘柄が強く、日経平均は前場の高値を抜いて13時過ぎに161円58銭高(2万2856円08銭)まで上げた。その後も上げ幅100円台を保ち、前週末比で反発した。東証2部指数、日経JASDAQ平均も高く、前引けは軟調だったマザーズ指数も高い。

 後場は、CSP(セントラル警備保障)<9740>(東1)が投資同新幹線の車内で発生した凄惨な事件を連想材料に一段とジリ高。ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>(東マ)はCMBC日興証券による投資判断が材料視されて高い。ハイパー<3054>(JQS)は6月末の株式分割(1対2)が注目されて高い。

 東証1部の出来高概算は少な目で11億3204万株(前引けはは5億7565万株)。売買代金は1兆9134億円(同9214億円)。1部上場2088銘柄のうち、値上がり銘柄数は1189(同1120)銘柄、値下がり銘柄数は800(同847)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、石油・石炭、水産・農林、小売り、サービス、精密機器、食品、倉庫・運輸、情報・通信、医薬品、不動産、などとなった。(HC)

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