アイリッジは連結決算に移行、決算期を変更する19年3月期の営業利益予想を65百万円~1億5百万円に

■DGマーケティングデザイン及びフィノバレーを連結範囲に含める

 アイリッジ<3917>(東マ)は7日、18年7月期(非連結)業績を発表し、併せて、連結決算の開始とそれに伴う決算期を7月末から3月末へ変更するとした。

 18年7月期の業績は、売上高は「月額報酬」が堅調に推移し、前期比3.1%増の15億40百万円となった。利益面では、体制強化のための採用費及び人件費などが増加、また増床に伴うコストやPMIコストが発生し、営業利益は同76.7%減の49百万円、経常利益は同79.3%減の43百万円、純利益が同81.4%減の28百万円だった。

 また、同社はDGマーケティングデザイン及びフィノバレーを連結範囲に含め、連結決算へ移行する。これに伴い、決算期を7月末から3月末に変更。19年3月期は18年8月1日から19年3月31日までの8か月の変則決算となる。

 19年3月期の連結業績予想はレンジ形式で、売上高32億円~34億円、営業利益65百万円~1億5百万円、経常利益65百万円~1億5百万円、純利益20百万円~45百万円としている。

 今後、既存のO2O事業では、主力ソリューショ ンの「popinfo」を、「アプリデータマーケティング」プロダクトとして進化させ、更なる効果を創出する方針である。特に、ロケーションデータを活用したCRM領域の強化を図るとしている。また、同社とDGマーケティングデザインとの連携により、「広告~購買~決済~CRM」までの消費者の行動プロセスの全てをカバーするトータルエンゲージメントソリューションの実現を目指す。

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