第一生命HDは金利上昇で資産運用環境の好転などへの期待が再燃し戻り高値

株式市場 銘柄

■米金利上昇に続き東京市場でも新発20年国債利回りが1年7ヵ月ぶりと伝わる

 第一生命ホールディングス<8750>(東1)は10月4日、急反発の一段高で始まり、取引開始後に5%高の2463.0円(115.0円高)まで上げて戻り高値を更新した。米国で金利上昇が再燃し、東京市場でも4日朝の債券市場で主な国債の利回りが上昇。資産運用環境の好転などへの期待が再燃した。

 4日朝の東京債券市場では、新発20年国債の利回りが0.670%(0.015%高)となり、「2017年3月以来1年7ヵ月ぶりの高水準になった」(日経QUICKニュース)と伝えられた。「新発30年債利回りは17年7月以来1年3ヵ月ぶりとなる0.925%をつけ、40年債は17年10月以来の1.100%になった」(同)と伝えられた。(HC)

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