【銘柄フラッシュ】幸和製作所など急伸しバリュー株投資でセントラル総合開発も高い

株式市場 銘柄

 10月30日は、レーザーテック<6920>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、第1四半期の大幅増益などが注目されてストップ高の16.2%高。

 2位は大倉工業<4221>(東1)の17.2%高となり、PBR(1株純資産から見た割合)が0.3倍台で上場銘柄の中でも低い地銀株を除くとかなり低い部類とされ、このところの株価変調を機にバリュー株が見直される潮流があるとの見方で注目され大きく出直った。

 3位はアマノ<6436>(東1)の15.9%高となり、29日に四半期決算と発行株数の1.31%に当たる100万株を上限とする自社株買いを発表し注目が集まった。

 セントラル総合開発<3238>(東2)はPBR(1株純資産から見た割合)が0.3倍台で上場銘柄の中でも低い地銀株を除くとかなり低い部類とされ、このところの株価変調を機会にバリュー株が見直されるとの見方があるためか直近の7日続落(前日比変わらずを一日含む)分を一気に奪回して一時35.7%高。大引けも23.3%高。

 農業総合研究所<3541>(東マ)は値動きの底堅さが目立つとされて注目が集まったほか、過日の日本郵政キャピタルとの包括提携への期待が再燃とされてストップ高の23.3%高。ALBERT<3906>(東マ)トヨタ<7203>(東1)東京海上ホールディングス<8766>(東1)の東京海上日動火災保険などと高度自動運転の実現に向けた技術支援を午前発表し11時過ぎからストップ高の11.3%高に貼りついて推移。

 幸和製作所<7807>(JQS)パナソニック<6752>(東1)との協業が材料再燃とされて大幅反発し25.7%高。日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>(JQS)は29日に発表した四半期決算の大幅増益などが注目されてストップ高の16.8%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る