パイプドビッツはSprinklr, Inc.への出資金払込完了

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■経営資源の有効活用に立脚した、将来の株主価値の最大化に資する純投資

パイプドビッツ<3831>(東1)は、3月16日開催の取締役会で、Sprinklr,Inc.(以下「SPUSA」)が実施する第5回資金調達 Round E において、総額約400万米ドル(約4億78 百万円)を出資することを決議し、3月30 日(米国東部時間)の払込期日までに出資金の払込を完了した。

同社は、「中期経営計画2017」において、「次世代IT ベンダーへと革新する」ことをテーマに掲げ、積極的な投資を行いながらサービスの開発と普及拡大に努め、会社業績と株主価値の最大化に努めている。

SPUSAは、2009年に設立され、SNS等のソーシャルメディア向け管理ソフトウェアのプラットフォーム開発及び販売、これらに付随する各種ソリューションサービスを展開している企業である。株主には米国の著名なベンチャー・キャピタルが名を連ねている他、750社を超えるグローバルブランド企業を主要顧客に持つ、世界有数のソフトウェアベンダーとして高い技術開発力に強みを持ち、競合他社との差別化を図っている。SPUSAは、米フェイスブック社や独SAP社のオフィシャルマーケティングパートナーに選定される等、既に業界内において、高い技術開発力やブランドを評価されているが、今回の資金調達により、成長は更に加速するものと予想される。

なお、今回の投資は、米国本社であるSPUSAが実施する資金調達において、成長支援のための資金提供を行う投資家の一員として、出資に参画する純投資目的である。中期経営計画における積極投資の一環として、同社事業拡大のための投資の位置付けとは異なるものの、経営資源の有効活用に立脚した、将来の株主価値の最大化に資する純投資として意義がある。

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