【株式市場】中国株高なども支援要因になり日経平均は一時399円高

◆日経平均の終値は1万9312円79銭(277円95銭高)、TOPIXは1554.17ポイント(25.18ポイント高)、出来高概算(東証1部)は23億8772万株

チャート15 2日後場の東京株式市場は、上海株式総合指数が2008年3月以来7年ぶりの高値に進んだと伝えられ、一段と買い安心感が広がり、中国景気関連株のコマツ<6301>(東1)ピジョン<7956>(東1)が後場寄り後に一段強含み、日経平均は一時399円05銭高(1万9433円89銭)まで上げる場面があった。東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均も反発した。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の値上がり率が3%を超え、前場は軟調だった日本航空<9201>(東1)が堅調転換し、ソニー<6758>(東1)は保有株式の売却益を発表して続伸幅を拡大。前週末に好決算を発表したニトリホールディングス<9843>(東1)が高値を更新し、大塚家具<8186>(JQS)は反落。また、「LINE」が上場再申請と伝えられ、関連株のアドウェイズ<2489>(東マ)メディア工房<3815>(東マ)なども急伸した。

 東証1部の出来高概算は23億8772万株(前引けは11億1318万株)、売買代金は2兆7909億円(同1兆2380億円)。1部上場1877銘柄のうち、値上がり銘柄数は1535(同1411)銘柄、値下がり銘柄数は247(同341)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は32業種(前引けは30業種)となり、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、陸運、銀行、パルプ・紙、倉庫・運輸、情報・通信、その他金融、化学、不動産、などとなった。

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