サッポロHDは大きく切り返す、「控訴」敬遠の様子あるが今期の増益など注目される

株式市場 銘柄

■前12月期の売上収益は2.7%減だったが今期は5.2%増を想定

サッポロホールディングス<2501>(東1)は2月14日、8%安の2234円(210円安)を下値に3%安の2370円(74円安)へと大きく切り返している。13日の取引終了後、「サッポロ極ZERO(リキュール(発泡性)①」の酒税に係る訴訟の控訴などを発表。敬遠する様子はあるが、同時に2018年12月期の決算と同期末配当の増配も発表し、押し目買いが優勢になっている。

 2018年12月期の連結業績(IFRS基準)は、売上収益が前期比2.7%減少したが、親会社の所有者に帰属する当期利益は同18.6%増加した。今期・19年12月期の見通しは、売上収益を5.2%の増加、親会社の所有者に帰属する当期利益は2.1%の増加を想定し、予想1株利益は111円70銭とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る