【株式市場】中国景気敏感株が強く日経平均は439円安を下値に大きく持ち直す

株式

◆日経平均は2万1036円92銭(154円36銭安)、TOPIXは1529.44ポイント(11.70ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増勢となり9億3074万株

チャート12

 5月14日(火)前場の東京株式市場は、中国の対米報復関税発表を受けてNYダウが617ドル安となったため、株価指数の先物が先行安し、日経平均は320円安で始まった。ただ、中国景気に敏感とされるコマツ<6301>(東1)安川電機<6506>(東1)などが時間とともに持ち直し、11時頃には堅調に転換。資生堂<4911>(東1)は9時半頃から前日比プラス圏に浮上。日経平均も寄り後の439円83銭安(2万751円45銭)を下値に回復基調となった。前引けは154円36銭安(2万1036円32銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も次第に持ち直した。

 13日に四半期決算を発表したハウスドゥ<3457>(東1)、メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)寿スピリッツ<2222>(東1)などが高く、メディカル・データはストップ高。同じく総医研ホールディングス<2385>(東マ)も高い。10日発表のニチリョク<7578>(JQS)は2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり9億3084万株、売買代金は1兆4958億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は537銘柄、値下がり銘柄数は1546銘柄となった。(HC)

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