イトーキはリビングで仕事をするための折りたためるワークデスク「ONOFF(オノフ)」を発売

◇多様化する「働き方」「学び方」に対応したデザインファニチャー及び周辺商品の開発を強化

イトーキ<7972>(東1)は、「家族ひとりひとりの能力を最大限に引き出す環境をデザインする」をコンセプトとし、多様化する「働き方」「学び方」に対応したデザインファニチャー及び周辺商品の開発を強化する。そして7月2日、「しごとLab」の第一弾商品として、鎌倉リビングラボとの共同研究により、リビングで仕事をするための折りたためるワークデスク「ONOFF(オノフ)」を発売した。

 同社は、「ちゃぶ台」で勉強することが一般的だった1962年に、事務用机をベースに身体の成長に合わせて天板の高さが調節できる子ども専用の「イトーキ学習机」を開発・発売した。当時、この商品は高度経済成長期の家族の必需品として注目を集め、それ以降、学習机は時代の変化・ニーズを的確にとらえながら、半世紀以上に渡り進化を続けてきた。しかし、近年は子どもの学習環境は、スマートフォン、タブレット端末に代表されるICT機器の普及や、共働き世帯の増加などにより、子ども部屋からリビングへと大きく変化するなど「学び方改革」が進んでいる。一方、ワーカーにおいても、少子高齢社会の到来や都市部への人口集中を背景に、ライフイベントや個々の事情に応じてテレワークなど多様な働き方を推奨する「働き方改革」が推進されている。

 そこで、同社ではテレワークにおける「働く環境」に対するコンセプトを「しごとLab」、子どもたちを中心とした家族の「学ぶ環境」に対するコンセプトを「できラボ」と名付け、家庭空間の中でクロスする、「働き方改革」と「学び方変革」を支援する商品・サービスづくりを強化することで、子どもたちはもちろん家族全員がともに成長し続けられる環境を支えたいと考えた。今後は、オフィス環境と学習環境事業で長年培ってきた、プランニング、商品デザイン開発、お客との対話体験を最大限に活かし、機能的で美しいライフスタイル環境の創造を実現していく。

 鎌倉市役所・東京大学・地域住民・イトーキが協働し、社会と地域の課題解決に取り組んでいる鎌倉リビングラボとの取り組みから誕生した「ONOFF」。 テレワークに関して「仕事と生活のON・OFFを切替えたい」「こもって仕事をしたい」という生活者のニーズを取り入れながら開発した。

 イトーキオンラインショップ:https://eshop.itoki.jp/

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