アスカネットが9日続伸、デジタル観光ツアーアプリ企業との新事業など注目される

株式市場 銘柄

■今期は営業・経常5%減益の見込みだが積極投資を計画するため好評価

アスカネット<2438>(東マ)は7月5日の後場寄り後に1667円(86円高)まで上げ、9日続伸基調となっている。ネット経由でのフォトブック(写真集)制作や、故人のメモリアルデザインサービス、空中結像技術の実用化開発などを行い、このところの注目材料としては、デジタル版のフォトブックサービス「10秒でつくれるツアーフォトブック」の提供をスポットツアー株式会社(東京都千代田区)と組んで7月1日から開始したこと(7月1日発表)などが注目されている様子だ。

 今期・2020年4月期は積極投資を行う計画で、連結業績見通しは、売上高を前期比7%増の67.38億円とする一方、営業・経常利益は5%減とする。パーソナルパブリッシングサービス事業でスマホユーザー向けのOEM供給などが順調に伸びてきていることなどを受け、生産能力を増強するほか、空中結像のエアリアルイメージング事業では品質向上や生産コスト低減などへの投資を継続。前期に取得した本社隣地の活用も加わる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る