【株式市場】材料株物色が活発化し好業績株も強く日経平均は2日続伸

株式

◆日経平均は2万563円16銭(144円35銭高)、TOPIXは1494.33ポイント(9.04ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億499万株

チャート13

 8月19日(月)後場の東京株式市場は、横浜市が山下ふ頭にカジノ統合リゾートを誘致との日経電子版報道を受けて京浜急行電鉄<9006>(東1)が上げ幅を広げるなど、材料株物色が活発化した。トヨタ自動車<7203>(東1)がジリ高を続けるなど主力株が堅調。日経平均は131円高で始まり、大引けまで強もみ合いを続けて2日続伸となった。た。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、KLab<3656>(東1)が14時にかけて次第高となり、JPX日経中小型株指数に採用されたことや、人気ゲームの公式ツイッターをブシロード<7803>(東マ)と開設と伝えられたことなどで活況高。ブシロードも次第高。アンジェス<4563>(東マ)は材料株相場ならバイオ株も、ということで北大とエボラ出血熱の新薬開発に関する過日報道が蒸し返されて一段ジリ高。Nuts<7612>(JQS)は第1四半期決算の売上高激増や赤字大幅改善などが注目し直されて一段ジリ高。カーメイト<7297>(JQS)は凶悪なあおり運転事件を受けてドラレコ需要への期待が再燃し一段高。

 東証1部の出来高概算は9億499万株(前引けは4億3827万株)、売買代金は1兆5433億円(同7516億円)。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は1518(同1504)銘柄、値下がり銘柄数は515(同541)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率の上位は、石油・石炭、証券・商品先物、不動産、小売り、建設、ガラス・土石、海運、金属製品、銀行、空運、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る