【株式市場】円安再燃し日経平均は一時91円高まで上げて続伸するがTOPIXは軟調

株式

◆日経平均は2万3263円83銭(11円34銭高)、TOPIXは1689.98ポイント(4.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億8537万株

チャート15

 11月6日(水)前場の東京株式市場は、円相場がNY市場から1ドル109円台に入る円安再燃となったことなどを受け、日経平均は先物主導高となり、91円高で始まった後100円57銭高(2万3352円56銭)まで上げた。2日続けて2018年10月以来の高値を更新。5日に四半期決算を発表したニチレイ<2871>(東1)があげ、前週末に発表したシャープ<6753>(東1)は2日連続大幅高。ただ、日経平均は一進一退となり、前引けは11円84銭高(2万3263円83銭)だった。一方、TOPIX、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は軟調。

シグマクシス<6088>(東1)が第2四半期の大幅増益と自社株買い発表などで急伸し、加賀電子<8154>(東1)は第2四半期最高益の観測報道を受けて年初来の高値を更新。ホープ<6195>(東マ)は朝発表した四半期決算が注目されて急伸。レカム<3323>(JQS)はNTT東日本と提携した新サービス発表が注目されて活況高。

 東証1部の出来高概算は6億8537万株、売買代金は1兆1526億円。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は840銘柄、値下がり銘柄数は1208銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、鉄鋼、非鉄金属、水産・農林、海運、ゴム製品、空運、などが高い。(HC)

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