プロパティエージェントは下値切り上げ、20年3月期増収増益予想

株式市場 銘柄

 プロパティエージェント<3464>(東1)は不動産開発販売事業とプロパティマネジメント事業を展開している。20年3月期増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は下値を切り上げる形の三角保ち合いで煮詰まり感を強めている。上放れを期待したい。

■不動産開発販売とプロパティマネジメントを展開

 資産運用型投資用マンションなどの開発・販売を行う不動産開発販売事業、賃貸管理・賃貸仲介・建物管理サービスを提供するプロパティマネジメント事業を展開している。

■20年3月期増収増益予想

 20年3月期連結業績予想(11月5日に上方修正)は、売上高が19年3月期比9.1%増の235億円、営業利益が4.0%増の18億円、経常利益が4.7%増の14億50百万円、純利益が8.4%増の9億45百万円としている。

 第2四半期累計は売上高が134億01百万円、営業利益が15億70百万円だった。期初時点では販売価格、販売戸数とも保守的な計画としていたが、第2四半期累計が想定以上に好調に推移した。通期ベースでも収益拡大を期待したい。

■株価は下値切り上げ

 株価は下値を切り上げる形の三角保ち合いで煮詰まり感を強めている。上放れを期待したい。12月26日の終値は1131円、時価総額は約81億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る