富士フイルムHDが連日高値、全体相場の波乱局面でも基調が強く注目集まる

■富士ゼロックスとの契約終了は「買い」となり大手証券は評価引き上げ

 富士フイルムホールディングス(富士フイルムHD)<4901>(東1)は1月10日、一段高で始まり、取引開始後に5854円(133円高)をつけて上場来の高値を連日更新した。

 富士ゼロックスが1月6日付で「米ゼロックスとの技術契約の終了を決定」と発表し、翌7日に6%高と好反応を示した。その後も、イランのミサイル攻撃を受けて日経平均が大幅安となった中でほとんど下げなかった。このため注目を強める姿勢がある。

 7日には、SMBC日興証券が投資判断を引き上げ、目標株価を4800円から7000円に大きく引き上げたと伝えられた。(HC)

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