島忠が昨年来の高値を更新、発行株数の9.9%の規模の自社株買いを好感

■上限株数420万株、総額100億円で8月末まで実施

島忠<8184>(東1)は1月10日、飛び出すように急伸し、取引開始後に12%高の3250円(336円高)をつけて昨年来の高値を更新した。9日の取引終了後、第1四半期決算(2019年9~11月)と自己株式の取得(自社株買い)を発表。材料視されている。

 自社株買いの取得上限株数が発行済み株式総数の9.9%に相当する420万株で、自社株買いの中ではパーセンテージが大。上限金額は100億円。実施期間は20年1月10日から同年8月31日まで。なお、第1四半期の営業利益は前年同期比13.5%減の23.82億円だった。(HC)

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