東京エレクトロンが再び高値更新、台湾TSMCの設備投資計画など材料視

■NY株の連日最高値を受け米系投資家の国際分散投資拡大の期待も

東京エレクトロン<8035>(東1)は1月17日、取引開始後に2万5680円(630円高)まで上げ、3取引日ぶりに上場来の高値を更新した。半導体のファウンドリー(受託生産)で世界最大手のTSMC(台湾)が16日、2020年の設備投資計画を19年に続いて過去最高額を更新する水準と発表。注目が再燃した。半導体関連株は軒並み高い。

 また、NY株式が連日最高値を更新したため、米国系投資家の国際分散投資に回す余裕が拡大し、日本株への買いも増えるとの期待が出ている。同社株は日経平均225種への寄与・影響が大きく、日本株に株価指数連動型の買いが入る場合のインパクトが強い傾向があるとされる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  2. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  3. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  4. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  5. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  6. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る