【株式市場】TOPIXは軟調だが中国株高など受け日経平均は3日ぶりに高い

株式

◆日経平均は2万3861円21銭(175円23銭高)、TOPIXは1718.92ポイント(0.72ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億9577万株

チャート2 2月12日(水)後場の東京株式市場は、上海株式が堅調で7日続伸基調で推移し、政治的意図が働いているとすれば一段と堅固な相場が続くとの見方があり、日経平均は142円高で始まった。前場はほぼ軟調だったトヨタ自動車<7203>(東1)が堅調に浮上してジリ高となり、ソニー<6758>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)はジリ高基調を強めた。日経平均は大引けにかけて前場の高値を上回り183円75銭高(2万3869円73銭)まで上げ、大引けは3日ぶりに反発た。ただ、TOPIXは小安く3日続落となった。

 後場は、日東紡<3110>(東1)が「5G」通信機器用の特殊基板ガラスなどを材料に一段高となり、ヨコオ<6800>(東1)もアンテナ需要が言われて一段ジリ高。キーウェアソリューションズ<3799>(東2)は第3四半期の大幅増益や公共機関のIT強靭化などが言われてストップ高。上場2日目のジモティー<7082>(東マ)は高値を更新。あんしん保証<7183>(東マ)日本パレットプール<4690>(JQS)は第3四半期の大幅増益などが言われて急伸。

 東証1部の出来高概算は増加し13億9577万株(前引けは7億2009万株)、売買代金は2兆6061億円(同1兆3168億円)。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は796(同793)銘柄、値下がり銘柄数は1275(同1234)銘柄。また、東証33業種別指数は8業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり率上位は、情報・通信、その他金融、電気機器、証券・商品先物、精密機器、非鉄金属、サービス、などとなった。(HC)

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