金正恩氏の重体観測を受け細谷火工や石川製作所が一時ストップ高

■半島の微妙な政治・軍事バランスが崩れる場合を想定との見方

 細谷火工<4274>(JQS)は4月21日の後場、一気に堅調転換し、取引開始後に一時ストップ高の1006円(150円高)まで急伸した。

 発煙・照明・信号弾などを製造し、防衛関連株の一角。11時頃、北朝鮮の金正恩氏の重体観測が伝えられ、朝鮮半島の微妙な政治・軍事バランスが崩れる場合に備える感覚で注目されている。石川製作所<6208>(東1)も13時にかけて一時ストップ高の1747円(300円高)をつけた。

 一方、12時50分にかけて、ロイター通信のニュースは、「北朝鮮の金委員長、深刻な病気ではないと認識=中国共産党当局筋」(北京21日ロイター)と伝えた。(HC)

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